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1Q84 Book1
1Q84 BOOK 1

長い・・・。会話も少なく文字の詰まった本で1000ページあるからかなぁ・・・。
音楽、歴史、政治、文学、カルト、現代問題の総合体。



ものごとは見かけとは違う
現実はいつだってひとつ



天吾 筑波大学第一学群自然学類数学主専攻

与えられたものでやっていくしかない

数学というのは水の流れのようなもの
リトル・ピープルはほんとうにいる





専門的な技能と訓練が必要とされる職業

彼女はただ自分の中にある物語をとりあえず言葉を使って記録しているだけだ
削る作業は付け加える作業よりはずっと簡単だ

いったん相手が気を許してくれれば、あとは自然に仲良くなれます

中央線 電車は目的地に向けて一直線にひた走っていくだけだ

パラレル・ワールド 新しい世界 疑問を背負ったもの

コミューン 反資本主義体制
ジョージ・オーウェル
人の頭から、自分でものを考える回線を取り外す
1976 さきがけ あけぼの

雇用されている身としてはいかんともしがたい
慢性的な無力感は人を蝕み損ないます

物語の役目は、おおまかな言い方をすれば、ひとつの問題をべつのかたちに置き換えることである。そしてその移動の質や方向性によって、解答のあり方が物語的に示唆される。

自由意志なんてただの思い込みかもしれない







空に浮かんだ月は同じでも、私たちはあるいは別のものを見ているのかもしれない
人間というものは結局のところ、遺伝子にとってのただの乗り物であり、通り道に過ぎないのです



リトル・ピープルとビッグ・ブラザー
渦の中心にいるものは動く必要はない

二つ並んだ月

責務から逃れるために、自分を目立たなくする

天吾はギリヤーク人について書かれた章を開いて読んだ。聞き手が理解しやすいように、場合によっては文章を適当に省略し、変更しながら読んだ。
十九世紀末にロシア人の作家であるというのは、おそらく逃げ場のない痛烈な宿命を背負い込むことと同義であったはずだ。
「小説家とは問題を解決する人間ではない。問題を提起する人間である」チェーホフ

教義があって覚醒があるのではなく、まず個々の覚醒があり、その中から結果的に我々の則を決定するための協議が自然発生的に生まれてくる。

重量からいえば、脳は人間の体重の二十パーセントしか占めていないのだが、それにもかかわらず、身体の総エネルギーの約四十パーセントを消費している。脳という器官のそのような飛躍的拡大によって、人間が獲得できたのは、時間と空間の可能性の概念である。

どちらが本来の自分の姿なのか判断はできない。しかし彼はとても自然に、とりたてて意識もせず、その切り替えをおこなうことができた。

「パッケージの特質によって内容が成立する」マクルーハン

リトル・ピープルからガイをうけないでいるにはリトル・ピープルのもたないものをみつけなくてはならない。そうすればもりをあんぜんにぬけることができる。
ここではない世界には月が二個ある。
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一般書 【2009/12/31】 edit
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